天然とらふぐ・鱧

天然とらふぐ
 

 

”天然とらふぐ”は、日本全体で消費されるふぐの一割程度。
”天然とらふぐ”の卸したては歯応えを味わえ、数日寝かせることにより旨味がでてきます。
大きさに合わせ一尾ずつ、最良の状態でお召し上がりいただけるようご用意致しております。
また、年明けからの白子は片手では持てないほどの大きさ。
焼き台におくと、その独特の香ばしさに食指が動くことでしょう。
〆の雑炊は、中骨からたっぷりと出たコラーゲンがその美味しさを格別なものにしています。
高タンパク、低脂肪で疲労回復にも効果的といわれている”天然とらふぐ”を、ぜひ汐彩でご賞味下さい。

 

※天然とらふぐ”は、10月に下関から始まり、年明けから4月中にかけて、大ぶりのものが銚子の外洋沖で獲れるようになります。
河豚(フグ目フグ科)
猛毒を持つにも関わらず、その美味しさで日本人を魅了してきました。
幾度かのふぐ禁止令の時代を経て、伊藤博文がふぐの美味しさに感激して以来、解禁となりました。
高タンパク、低脂肪で疲労回復にも効果的といわれるふぐ。
ふぐの中でも高級魚として扱われるとらふぐ。
汐彩では、すべて”天然とらふぐ”を使用しています。

鱧
 

 

”関東では珍しい活鱧をご提供しております。
汐彩では主に淡路島の鱧を使用しています。
鱧は知れば知るほど大変奥深い魚です。
シーズンになると自分自身の力量と格闘しています。
料理の幅の広い魅力のある魚であり、自信を持ってお出しできる献立をご用意しています。
板場から響く骨切りの「シャッ、シャッ」という音と共に、捌きたてのふっくらした食感を、心ゆくまでお楽しみ下さい。

 

鱧(ウナギ目ハモ科)
大精気が強く、生命力の強い魚です。
海の無い京都で重宝されたのもの、この生命力の強さからと言われています。
その身は小骨が多く板前泣かせですが、丁寧な下処理と骨切りを施し、ふっくらと仕上がるよう心掛けております。
白身のなかでも、クセのない旨味をもった鱧。
梅雨時の水を飲んで美味しくなると言われ、夏の食材として欠かせない魚です。